金融用語解説

商品・サービス

外貨預金

外貨預金とは、その名前の通り外国通貨で預金をすることです。
銀行が扱っている運用商品の一つで、たとえば、韓国ウォンで外貨預金をする場合、通常日本円を韓国ウォンに交換し、韓国ウォンのまま預金します。 外貨預金の特徴としては、外貨預金の金利は各国の金利水準をもとに決まるため、日本が低金利で韓国が高金利である場合などは韓国ウォンで外貨預金をすることで金利差による利益を得られることがあります。 また、為替レートは日々変動しており為替レートが円安ウォン高となった場合は為替差益(為替レートの変動による利益)を得ることができますが、為替レートが円高ウォン安に進行した場合は為替差損(為替レートの変動による損失)が発生するというリスクもあります。

外国銀行代理業務

外国の銀行を所属銀行として、当該所属銀行の銀行業務を内閣総理大臣の認可を取得した外国銀行代理業者が代理・媒介により営む業務を行うこと。

外為

仕向送金

海外の金融機関へ送金すること。

被仕向送金

海外の金融機関から送金を受け取ること。

コルレス契約

国際決済のために日本の金融機関が海外の金融機関と結ぶ、為替業務の代行に関する契約のこと。また、コルレス先とは、コルレス契約の相手先のこと。

チャネル

メールオーダー

窓口にお越しにならなくても、郵送で、口座開設のお申し込み手続きができる便利なサービスです。

システム

全銀システム

全銀システムとは、一般に、『全国銀行データ通信システム』の略称で、内国為替業務を営む金融機関をオンラインで接続し、金融機関相互間における為替通知の授受および資金決済額の算出をコンピュータシステムによって行うネットワークシステムをいいます。なお、銀行や信用金庫等、日本のほぼすべての民間金融機関がこの全銀システムに接続しています。

セキュリティ

トークン

セキュリティ対策として安心して使用できるワンタイムパスワード(60秒ごとに自動発行される使い捨てパスワード)生成機です。

ワンタイムパスワード

インターネットバンキングでのお取引時に外部からのハッキング(コンピュータネットワークに繋がれたシステムへ不正に侵入したり、コンピュータシステムを破壊・改竄するなど、コンピュータを不正に利用すること)を防止するための使い捨てパスワードです。

手続き

共通印鑑届

お客さまのお取引印鑑を1つにまとめることによって、預金のお申し込みを簡単にするものです。払い戻しをされる場合にも、お取引印鑑が分かりやすくなります。

情報開示

IR

IRとは、「Investor Relations」(投資家向け情報開示)の略称で、企業による自主的なディスクロージャー活動のことをいいます。投資家に決算説明会を開催したり、わかりやすい各種事業報告書の作成等を通して、投資家の求めている経営ビジョンや将来の業績に関わる情報提供などを行い、企業イメージの向上を図ることを目指すものです。

信用格付け

信用格付(Credit Risk Rating)とは、格付機関(格付会社)が国債や社債などの債券投資をおこなう投資家向けに、将来の元本の支払いや利息の支払いが行われるかどうかの信用リスクを記号化して評価することでその会社等格付け対象のリスク度合いを知らせるものです。

制度

ペイオフ(Pay Off)or 預金保険制度

金融機関が破綻した場合、払い戻しができなくなった預金を一定額まで保護する制度で、政府、日銀、民間金融機関の出資で設立された預金保険機構によって運営されています。
日本国内に本店のある銀行、信用金庫、信用組合、労働金庫は預金保険制度に加入しており、これらの金融機関に預金すると自動的に保険がかかるようになっています。この制度の対象は、預金(普通預金・当座預金・貯蓄預金・別段預金・通知預金・納税準備預金・積立預金・定期預金)、掛け金、定期積金、信託銀行のビッグ、個人向けの金融債であり、外貨預金などは対象外となっています。なお、決済性預金(無利息・要求払・決済サービスを提供できる条件を満たす当座預金・普通預金・別段預金(為替取引関係))は全額保護されます。

金融円滑化法

「中小企業者等に対する金融の円滑化を図るための臨時措置に関する法律」の通称。中小企業や住宅ローンの借り手が金融機関に返済負担の軽減を申し入れた際に、できる限り貸付条件の変更等を行うよう努めることなどを内容とする法律のこと。2009年12月に約2年間の時限立法として施行されましたが、2013年3月末まで延長されております。

金融ADR

金融分野におけるトラブルを裁判ではなく中立・公正な第三者に関わってもらいながら柔軟な解決を図る制度のこと。