2014年度CSR取り組み

CSR取り組み理念

SBJ銀行は、「社会から愛される銀行」という経営理念のもと、CSR(企業の社会的責任)を企業活動の重要な柱として位置づけております。
こうした理念のもと、昨年度におきましては、SBJ銀行ならではの取り組みとして、日韓交流の一層の促進を図るべく、「韓国文化体験教室」の開催、金融経済教育の充実として、小学校への講師派遣などの施策を実施してきました。
今年度におきましても、銀行本来の業務を強化するとともに、SBJ銀行ならではの取り組みをさらに拡大・拡充し、日韓の架け橋としての役割を果たすべく、諸施策を実施いたします。一方で各地域固有の活動にも積極的に参加しボランティア活動などの諸施策を展開してまいります。
今後ともSBJ銀行ならではのCSR活動を展開してまいる所存でございますので、変わらぬご愛顧のほど、よろしくお願い申し上げます。

株式会社SBJ銀行
代表取締役社長 大藤 俊行

CSR取り組み計画

具体的施策 施策概要
お客さま本位の徹底 金融投資情報の提供
CS向上活動の推進
救命応急処置の習得
プレミアクラブのサービス改良
各種広告物の作成・改良
サービスモニタリングの実施
コンプライアンス方針カードの作成
本部TFTによる部署横断的活動
地域社会発展への貢献 韓国語文化体験教室(韓国語講座・韓国料理講座)の開催
関西子育て世帯応援事業(まいど子でもカード事業)への協賛
野外生活者への食糧等支援活動の実施
韓国語教育活動への支援(講師・教材の提供)
金融経済活動の実施(出張講座・銀行見学デー)
四天王寺ワッソ参加ボランティア
献血運動
地域マラソン大会でのボランティア活動
(神戸マラソン、夢の島チャリティマラソン)
KOBE 2014韓国うたコンテスト支援 スピーチ大会支援
募金活動
「博多港 海のスケッチコンクール」への後援
セーブザチルドレンジャパンへの寄付
フードバンク活動への参加
環境に配慮した企業行動 エコキャップ、古切手、空き缶プルトップ等の収集を通じた支援活動の実施
地域清掃ボランティア活動の実施
どんぐり銀行を通じた緑化活動
チャレンジ25キャンペーンへの継続参加
21世紀金融行動原則に基づく環境金融ワーキンググループへの参加
クールビズの継続実施
マイコップ・マイ箸活動
資源化可能な紙類の分別推進
図書の寄贈
Mottainai運動の実施
リスク管理・コンプライアンスの徹底 暴力団排除条項に基づく口座申し込みの謝絶・口座解約の実施
透明性の高い情報開示 ディスクロージャー誌の充実
経営トップの責務 CSRのKPIへの反映、CSR計画の周知徹底
自由闊達な企業風土の醸成 組織活性化のための取り組み

CSR活動

お客さま本位の徹底

1.コンプライアンスガイドブックの作成

手のひらサイズのコンプライアンスガイドブックを作成し、全役職員が携帯。 全役職員がお客さま本位の徹底を常に意識するよう活用した。

地域社会発展への貢献

2.韓国文化体験教室(韓国語および韓国料理講座・伝統遊び)の開催

日韓交流の一層の促進を図る観点から、韓国文化体験教室を開催。初心者向け韓国語講座(挨拶・自己紹介)や韓国料理体験講座「キンパプ(日本ののりまきに似た韓国料理)」、韓国伝統遊び「ユンノリ(すごろく)」を実施した。

3.小学生を対象とした「SBJ銀行見学デー」の開催

銀行での社会体験学習の機会を提供すると同時に金融経済へ興味を持ってもらうことを目的に、小学生(3年生~6年生)を対象とした「SBJ銀行見学デー」を実施した。

上野支店にて下記内容で開催
  • 授業(銀行の仕事と金融の仕組みについて)
  • 銀行内見学(店内、相談室見学など)
  • 体験(窓口体験、札束勘定など)
  • 記念撮影、軽食、グッズ贈呈

4.野外生活者への食糧等支援活動を実施

地域貢献活動の一環として、野外生活者への食糧等支援活動を下記のとおり実施した。
地域貢献活動の一環として、横浜市中区にあるNPO法人さなぎ達へ食料品・衣類を提供(横浜支店)

5.マラソン大会へのボランティア活動実施・チャリティマラソン大会への参加

地域貢献活動の一環として、下記のマラソン大会へ参加した。

  • 「第20回夢の島チャリティマラソン」(於:東京都江東区「夢の島競技場」)に東京支店職員が参加
  • 神戸マラソンに神戸支店職員がボランティアスタッフとして参加

6.四天王寺ワッソボランティア参加

2014年11月2日に開催された四天王寺ワッソ※に協賛するとともに、運営・進行を中心としたボランティア活動に参加した。(当日は雨天により屋外でのボランティアができず、屋内での行事に参加した)

四天王寺ワッソとは、豊かで雅やかな古代の国際交流を現在に再現する祭りで、祭りを通じて未来を担う若者や子供たちが正確な歴史観を学び受け継いでいくことを目的として、1990年から毎年大阪で開催されている。

7.募金活動の実施

当行は、社会から愛される銀行として、社会貢献を目的に募金活動を実施した。

8.営業収益金の一部を社会貢献目的で寄付

当行は、日本と韓国の経済の架け橋として、両国間の企業進出等を金融面から支援することはもとより、両国間の文化・教育面等においても架け橋となれるよう努力したいと考えている。こうした認識のもと、営業収益金の一部から下記の団体・活動に対して寄付を実施した。

寄付先
  • 日韓交流おまつり2014 in Tokyo
  • 高円宮記念日韓交流基金
  • 四天王寺ワッソ2014

9.関西子育て世帯応援事業「まいど子でもカード事業」への協賛

地域貢献活動の一環として、大阪府考案の、子育て世帯を社会全体で応援する「まいど子でもカード事業」に協賛し、お子さま連れでご来店のお客さまにお菓子(キャンディ等)や赤ちゃんの粉ミルク用のお湯を提供するなどの取り組みを実施した。(大阪支店、上本町支店)

10.「博多港・海のスケッチコンクール」(国土交通省主催)への後援活動

文化・社会貢献活動の一環として博多港・海のスケッチコンクール※への後援を実施した。(福岡支店)

幼稚園・保育園の園児、小学校の児童を対象としてスケッチを募集し優秀者を表彰。入賞作品が博多港国際ターミナルのロビーに展示される。

11.駐神戸大韓民国総領事館・神戸新聞社主催の「KOBE 2014韓国うたコンテスト」を支援

文化・社会貢献活動の一環として、駐神戸大韓民国総領事館・神戸新聞社主催の「KOBE 2014韓国うたコンテスト」※を支援した。(神戸支店)

日韓文化交流の一環として、韓国の歌謡曲を歌って日韓の交流を深めるイベント。

12.韓国語教室の開催

在日韓国人貴金属協会が主催するオリニ韓国語教室を支援した。(上野支店)

環境に配慮した企業活動

13.地域清掃ボランティア活動の実施

環境保全と企業活動との調和を目指し、各支部店周辺地域の清掃活動を実施した。

14.ペットボトルキャップ・空き缶プルトップ・使用済切手の収集を通じた支援活動の実施

リサイクルを通じた社会貢献活動の一環として、ペットボトルキャップ・空き缶プルトップ・使用済切手を収集した。この活動を通じて、発展途上国の子供たちにワクチンを贈る支援活動を実施した。

15.クールビズの継続実施

適切な空調温度設定によるCO2削減を目的として、全職員を対象とした「クールビズ(夏季の軽装勤務)」(期間:2014年6月2日~2014年9月19日)を実施した。

16.どんぐり銀行を通じた緑化活動

地域社会の緑化活動に貢献することを目的に、どんぐりを集め、苗木として払い戻す活動をしている「どんぐりネット神戸」を通じて、どんぐり銀行にどんぐりを預け、地球環境保護に協力した。(神戸支店)

リスク管理・コンプライアンスの徹底

17.暴力団排除条項に基づく口座申し込の謝絶・口座解約の実施

暴力団排除条項を各種規程へ反映、同条項を意識した営業活動、外部研修等を通じて暴力団排除条項対処法を社内インフラを通じて全行へ周知した。(RMC部)

透明性の高い情報開示

18.Webサイト・ディスクロージャー誌を通じた情報開示

経営トップの責務

19.CSRのKPI※への反映

当行の営業店評価指標(KPI)の評価項目にCSRの取り組み状況を盛り込み、その取り組みに対して取締役会が評価を実施した。

KPI:Key Performance Indicatorの略(営業店の評価指標)

20.CSR計画の周知徹底

取締役会で承認を経たCSR取り組み計画を全職員向けに周知徹底した。

自由闊達な企業風土の醸成

21.HAPPY EVENING(早帰り日)の実施

組織活性化のための取り組みの1つとして、毎週水曜日は早帰りの日を意味する「HAPPY EVENING」を周知徹底した。

その他の取り組み

  • 救命講習の受講―お客さまの不測の事態に備え、消防局等の主催する講習に参加。(神戸支店、名古屋支店)
  • 資源化可能な紙類の分別促進―ゴミの減量とリサイクルを促進するため、大阪市焼却場への資源化可能な紙類の搬入禁止。これに伴い、各々リサイクルBOXに分けて、収集・処理分別徹底を強化。(大阪支店)
  • 定期健康診断の受診率向上(人事総務部)
  • ディスクロージャー誌の充実―環境や読者に配慮して。
    1. 環境負担の少ない紙やインクの使用。
    2. カーボンオフセットの適用。
    3. さまざまな方に配慮したユニバーサルデザインフォントを使用し、作成。(企画部)
  • 「持続可能な社会の形成に向けた金融行動原則(21世紀金融行動原則)」のワーキンググループへの参加。(企画部)