経営理念・社長ご挨拶

経営理念

  • 顧客から愛される銀行
  • 社会から愛される銀行
  • 株主から愛される銀行
  • 社員から愛される銀行

社長ご挨拶

 平素よりSBJ銀行をお引き立ていただき、誠にありがとうございます。
2020年度上半期を振り返りますと、新型コロナウイルス感染症の拡大により、人の移動が大きく制約され、交通業、宿泊業、飲食業などが打撃を受け、経済活動全般に深刻な影響が生じました。
他方、モノ・カネや情報の移動に関しては、デジタル技術を活用したサービスの提供が、むしろ活発化しました。今やDX(デジタルトランスフォーメーション)がキーワードとなり、社会生活全般に大きな変化が起きています。金融業務においても、これまでの常識にとらわれない革新的サービスを求められる時代が到来したと考えております。


このような情勢の下、当行は「持続可能な成長の実現、将来の成長源の発掘」を2020年度の戦略目標に掲げ、「収益・資産成長の実現」、「デジタル新事業での成果創出」、「イノベーション(革新)の実現に向けた取り組み強化」、「フォワードルッキングなリスク把握と危機対応」を基本方針として、各種事業に取り組むとともに、戦略目標の達成に努めてまいりました。決して順風とは言えない事業環境の中、一つひとつの取り組みを地道に積み重ねたことが奏功し、2020年9月末の総資産は、連結基準で9,600億円となり、一兆円の大台も見えてまいりました。これまでの長年のご支援、ご愛顧に深く感謝申し上げます。

「収益・資産成長の実現」では、投資用不動産ローンのほかに新たな貸出先を開拓し、収益源の多様化を図っています。特にノンリコースローンや太陽光発電プロジェクトファイナンス等のインベストメントバンキング案件は今期も好調な実績をあげ、貸出金の積み上げに貢献しました。 「デジタル新事業での成果創出」は、昨年4月に設立した子会社「株式会社SBJ DNX」において、他金融機関への自行クラウドバンキングシステムの提供が決定するなど、新たな分野での収益モデル創出に取り組んでおります。
「イノベーション(革新)の実現に向けた取り組み強化」においては、デジタル人材の積極的な育成に取り組み、システム関係の人材・ノウハウを集約し、商品・サービス提供のDX化に向けてシステム開発力の一層の強化を進めてまいります。
「フォワードルッキングなリスク把握と危機対応」に関しては、リスクの早期把握と危機対応を徹底し、既存資産の健全性を高める努力を継続して取り組んでおります。昨今、国内外から高水準の対応が求められているマネー・ローンダリング対策では、お客さま情報更新のための資料のご提出依頼や、現金による海外送金取引の取扱い一部変更など、必要な措置を講じてまいりました。これらの対策では、場合によってはお客さまにご負担をおかけすることがございますが、その重要性に鑑み、引き続きご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げます。

新型コロナウイルス感染症拡大に伴う対応といたしましては、昨年3月上旬に新型コロナウイルス特別相談窓口を設置し、経営や資金繰りに影響を受けられた事業者の皆さまの支援に、総力を挙げて取り組んでおります。引き続き、金融機関としての責務を果たしてまいる所存です。

当行では、今後とも、お客さまの様々なニーズにお応えできるよう商品・サービスの更なる拡充を図りながら、デジタル技術を活用した新事業の取り組みを推し進め、経営基盤の充実に努めてまいる所存でございます。また、引き続き「日韓経済の架け橋」という当行ならではの役割も果たしてまいります。この前例のない困難な状況下、微力ながらお客さまの一助となるべく、役職員一人ひとりが一丸となって不断の努力を続けてまいりますので、今後とも変わらぬご支援とご愛顧を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。

2021年1月
株式会社SBJ銀行
代表取締役社長 富屋 誠一郎